読者の方から『eQSLでいいのでのアップロードの手順を教えて』とメッセージを頂きましたので、簡単に書いてみました。
【写真:私のeQSL(レイアウト見本)です】
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◆eQSLの登録が済んでいるという前提で進めますね。
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ハムログから『ADIF』が生成されましたね。
それでは『eQSLのサイト』を開いて『ログイン』してください。
無事にログインできれば、次のような画面が出てきます。
少し見にくいですが、
『左下』に『ADIFアップロード』というアイコンがあります。
そのアイコンをクリックします。
自動で、次の画面に移ります。
ファイルの選択をクリックしましょう。
こんな画面が現れますね。
まずは『Step1』の手順を進めます。
ファイル名欄に『C:\Hamlog\LogList.adi』を『Ctrl+V』で、
流し込み(ペースト)します。
これで『ハムログ』の『フォルダ』にある『LogList』の『ADIF』のデータを、
探してくれます。
ここでは『開く』をクリックしていただければOKです。
お次の画面です。
アップロードの準備ができましたので『Step2』に進みます。
Step2の『Upload』をクリックすれば、おしまいです。
電子QSLの『何がいいか』について、私の所見を書いておきます。
1,HAMLOGから『ADIF』を生成≒HAMLOGから紙カードを印刷するのと同じ
2,ADIFを、eQSLのサイトからアップロード≒ビューロに郵送するのと同じ
3,相手がeQSLユーザーなら≒ビューロから紙カードが配達されるのと同じ
4,eQSLやhQSL等『電子カード』でもJARLのAWARDに有効(紙カード不要)
現在、JARLのQSLカード転送が『1年がかり』とブーイングが起きています。
とはいえ、文句を言っていても『現状がそうなのだ』から、
仕方がありませんね。
ならば、JARLが『AWARD申請にQSLカードの入手方法は問わない』と言っている以上、
こんなに便利で迅速なeQSLやhQSLを使わないのはもったいないと思います。
概ね、年間3,500~4,000交信しています。
1,交信の90%がDigitalモード。7%がCW。3%がPhone。
2,Digitalモードのうち、DXが65%。JAとは35%。
3,世界二大QSLの『eQSL』と『LoTW』で『コト足りている』。
年間3,500~4,000枚も、紙カードを印刷するなら、無線やめます(笑)。
私は、DXとの交信の方が多いのでhQSLは使っていませんが、
eQSLにせよ、hQSLにせよ『1年越しの紙カード』に比べれば、
瞬時に届く電子QSLを使わないのは非常にもったいないと感じます。
今や、ビジネス界で『紙の請求書』がどんどんなくなっていますね。
プライベートでは『年賀状仕舞い』が加速しています。
そんな最中、先進的な趣味であるべきアマチュア無線に限って、
いつまで『紙カードに固執するのか・・・?』と感じます。
もちろん、紙カードの『味わい』や『風合い』は私も感じています。
特に思い出に残る交信、その交信証が紙カード・・・、確かに嬉しいです。
でも『興奮冷めやらぬうちに手にする方が、もっと嬉しい』でしょう。
写真にしても、写したときが見たいときです。
1年前に撮影した写真をみても『そんなに感動しない』のは当然です。
その証拠に、フィルムカメラを使わなくなり、
スマホやデジタルカメラで『バシバシ撮っている』じゃないでしょうか。
ま、若い人の中にはフィルムカメラを使っている人もいますが・・・。
それは『彼らにとって古臭いものではなく、新しい遊び』だからこそ、
おもしろがって『流行っている』側面もあります。
フィルムカメラで撮影しても『プリント』と『データ』の両方を買っています。
どうしても紙カードがほしいときだけ『SASEでリクエスト』すれば?。
FT8は、ゆっくりやっているつもりでも、
案外、交信局数が増える(分母が増える)のです。
今、AWARDなんて興味がないと言っていても、
ある程度の交信局数が増えてくると『完成しているAWARD』もけっこうあります。
分母が増えれば、分子(AWARD対象)も増える。
何らかのAWARDがいくつか完成していたら、
AWARDを目標にしてもいいと思いますし、
アマチュア無線を長続きさせるコツは『コツコツAWARDをやる』(笑)。
私や、私の周囲は『AWARDせんかったら、何して遊ぶねん?』が合言葉。
よく『JARLの利用価値はQSLカードの転送くらいしかない』と耳にします。
私は『かつては、確かにそうだった。でもJARLの財政を考えれば、
1円のカネも生まず、手間ばかりかかる紙カードの転送や、
各種コンテストもいいと思いますが・・・
むしろJARLがLoTWのような『ログマッチングでAWARDを発行出来たら』。
これが実現すると、海外局からのAWARD申請費収入も上がってくるので、
むしろ『QSLの電子化』と『電子ログマッチング』を、
『ワンセットで構築すべきだ』と考えています。
それでなくとも、今後、無線人口が『半減するのは必至』ですから、
今のうちに(カネがあるうちに)ログマッチを構築し、
JAの会員外、つまり海外局からのAWARD収入を増やすべきでしょう。
今のJARLのAWARD申請は、海外局には煩雑過ぎて人気が全くありません。
ログマッチが実現し、紙カードの転送費が相当削減できれば、
その分、会員の申請するAWARD発行手数料を引き下げるとか、
あるいは『将来性のある未来志向の分野に会費を使ってほしい』のです。
紙カードのビューロー業務も残すべきだとは思いますが。
紙カードの転送しか、JARLの存在価値がないなら、
私はとっととJARLを退会しているはず(笑)。
文句ばっかり言っていないで、未来志向でいきませんか?。
毎度おおきに。ほんじゃーね!
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