●OTA(On The Air)

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●日本のアマチュア無線愛好家と『弱者の戦略』。

日本のアマチュア無線愛好家の『趣味における戦略』の多くが『間違い』と感じます。とりわけ『引退組』の中には『大手電気関連企業OB』の声が大きいです。現役時代に専門資格の延長で『上級資格』を取得し、彼らの退職金は『数千万円』あります。そのうちの『10%』を『生涯の趣味費』として費やすことも可能です。私のような『長屋の住民』とは、元々、乗っかっているレールが違うということに気づいていますか?。さらに、多くの方の目標が『ARRL』の『DXCC』ですね。オナーロール、5-BandのDXCCを達成するには『おたく、放送局ですか?』と思わせる規模の『無線システム構築』をしています。彼らの戦略は、会社時代に身につけた『強者の戦略』を採用しているのです。私らのような『庶民』『住宅密集地の居住者』『アパマン』が取るべき戦略は『弱者の戦略』です。上級ハムになってハイパワーの許可をもらったとしても、広大な敷地、高いタワーや空中線、落成検査等々・・・、弱者は『ここを選択』すると『破綻』するのは『火を見るよりも明らか』です。私が『3アマ的運用』を推奨するのは『弱者の戦略』で『ミノタケ運用』です。


【写真:弱者は『隙間(ニッチ)で、No.1』を目指せばいい】
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◆ARRLは1位、それ以外の2位以下は『すべて弱者』の戦略。
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・強者の戦略:1位のみ

・弱者の戦略:2以下、全部

 

ものすごい極論に見えますが、広告屋の『常識』です。

 

アマチュア無線なんて趣味なのだから、

なんで遊びの分野で戦略なんているのか、という声もたくさんうかがいます。

では聞きますが『今のままの運用で、7年後にどうなっていますか?』。

 

70%のアマチュア無線愛好家が『やめている』と思います。

 

きっと『3年後』くらいには『最近、飛ばないな』と感じるはずです。

実際には『飛んでいる』のですが『ニーズがないから呼ばれない』だけです。

また、30年前と比較して無線機の受信性能も格段に上がりましたし、

FT8をはじめ『Digitalモードの普及』で『弱い電波も飛んでいる』のです。

Web-SDRとか『裏技』も普及しています。

 

第一級者が集まって『ハイパワーな別宅シャック』も『ウラワザ』ですね。

 

それも『共同運用』という名のもと『相互監視団体』もあります。

共同運用の出資者には、誰かが『リモート運用』していて、

JTDXとかの設定でコールサインを書き換えて代打運用など。

ほとんど『戦時中の隣組』状態なのが、トップDXerの実態かも知れません。

 

▼♪隣組(戦時中の思想歌謡)

 

 

ま、『裏技』は、わんさかありますが(笑)。

 

健気に運用していても340エンティティあるうち、

250エンティティくらいで頭打ちになります。

そこから先は、本当に伸び悩みます。

国内にしても、FT8で『B4だらけ』になると『素振りCQ』の繰り返しです。

AJA-10,000超えの局などは『どんな運用なのか』を見学したいです。

 

さて、本題に話を戻しましょう。

 

Cfmした250エンティティ÷全340エンティティ=73.52%です。

考え方次第ですが『企業の市場占有率』でいえば『トップクラス』です。

ランチェスターの法則によると『市場独占ライン』は『73.9%』です。

 

企業戦略では『上限目標値』といいます。

 

逆に『下限目標値』は『26.1%』です。

340エンティティ×26.1%=88.74エンティティです。

ここまでくると『あと12エンティティでDXCC入り』です。

ほとんど『時間の問題』で『100エンティティ』は取れるでしょう。

ちなみに上限の73.9%と下限の26.1%の合計は100%になります。

まぁ、ここでは『あんまり深堀するのはやめておく』ことにします。

 

庶民がメイン目標を『ARRLのDXCC』に掲げるのは『弱者の戦略』では『間違い』です。

 

・オナーロールを目指すか

・5-BandのDXCCを目指すか

 

ARRLのプログラムには、他のアワードもありますが主要2アワードを挙げました。

 

いずれにせよ『達成するには、強者の戦略の選択が必須』です。

一般庶民の弱者が『強者の戦略』を選択すると『消耗戦必至』です。

時間、カネ、モノ・・・すべてが『消耗戦』になってきます。

 

・長屋の住民がARRLのアワードを目指す方が、どうかしている

・ARRLのアワードを目指す人は『こんなところに一軒家』な人

 

このブログを読まれる方は『日本語がわかる方』です。

 

言い換えれば『日本人』で『JA』なわけです。

多くの熱心なアマチュア無線愛好家は『文句を言いながらもJARL会員』です。

ARRLは1位ですが、ARRLが1位な以上『JARLは2位以下』です。

必然的にJAの多くは『弱者の戦略』を選択すべきです。

 

・中小企業数:99.7%

・中小企業労働者数:68.8%

 

大手企業は『0.3%』ですし、大手企業労働者は『31.2%』です。

 

残りは『すべて中小零細、個人商店の労働者や経営者、あるいはその退職者』です。

アマチュア無線愛好家のトップグループには、

大手電気関連企業退職者も多く『第一級持ち』が幅を利かせています。

電気関連企業出身者が『3アマ、4アマ』なら恰好がつきませんし、

そういう方々は『私のような長屋の住民とは「全てが根本的に違う」』のです。

この方々の声が大きく『あたかもアマチュア無線愛好家の手本』になっています。

 

庶民や長屋の住民は、惑わされてはいけないと思います(個人の感想です)。

 

・300万円の死亡保障の保険をかけていませんか?

・年金で生活するには、少し足りない?

・退職金は『老後資金』にまかなえる?

・無料というフレーズに弱い?

・家の中がジャンク(ごみ)屋敷になっている?

 

ひとつでも該当すれば『弱者の戦略』を選択すべきでしょう。

 

私はJARLの回し者ではありませんが、

弱者である多数のJA局は『JARLのアワードに取り組む方がいい』と感じます。

ARRLと比較しても、JARLのアワードは申請書の作成が煩雑です。

 

ここで『めんどうだ』と投げ出すより・・・。

 

・今やアマチュア無線に必携の『PC』を用意する

・エクセル・ワードの簡単な操作を習得する

・交信記録の主流になっているハムログを使い倒す(データベース構築)

 

これだけでも『生涯学習』になるでしょう。

 

何も趣味がない・・・と、近所の公民館の『カルチャー教室』に行くより、

すでに、アマチュア無線という素敵な趣味があるのですから、

それを活かさずに・・・もったいないな、と思います(個人の感想です)。

 

例えば、7MHzで『国内交信』を『FT8でやる』とします。

 

・JCC-100なら、約1か月でWkd

・JCC-300なら、約3~6か月でWkd

・JCC-500でも、約10か月でWkd

・JCC-600になると、約2~3年(24~36か月)でWkd

 

JCC-600を『7MHz・Digital・QRP』の特記を付ければ『自慢』できると思います。

 

PC操作でJTDX、WSJT-Xやハムログなど無線に特化したソフトウエアは、

周囲の誰かが教えてくれます。

エクセル・ワードの簡易な扱い方は『駅前のパソコン教室』で習えます。

 

7MHzのFT8で100交信もすれば、AJDくらいできているでしょう。

 

私の経験値では、10,000交信もすれば、

JARLのアワードが10枚以上申請できています。

特記の組み合わせ方次第では『25枚』くらいのアワードが手にできます。

 

いわば『JARLアワード・マスター』に『認定』されるくらいに成長しています。

 

・戦略とは『意思決定の領域』ですので『他人からは見えにくい分野』です。

・戦術とは『意思決定の結果、その作戦実行』にあたります。

 

遊びの分野に『戦略が必要』なのは・・・

 

・自分があるべき姿、自分がどうありたいか・・・理想

・自分の現状、このまま続けたらどうなるか・・・現実

 

理想と現実の『ギャップ』を埋めるために『戦略が必須』なのです。

 

そのギャップを埋めるために『戦略』を立て、

自分なりに『視覚化(見える化』します。

視覚化できれば、そこを埋めるための『グランドデザイン』を描きます。

 

これができないと、衝動買いなどで『収入まで食い込む消費』でパンクします。

 

・個人費(小遣い)の範囲

・今ある住環境での範囲

・自分が動ける範囲

 

弱者が、ARRLのプログラムを目指すのは『墓穴を掘る』のが必至です。

 

欲望のための消費は『収入の天井』まで膨張するものです。

現在『少し背伸びしているなぁ』と感じる人は、

ぜひ、ここで一旦立ち止まって『弱者の戦略』を真剣に検討してほしいのです。

 

無線関連機器の『金ドブ』『地雷』な『周辺機器』を買っていませんか?。

 

・ミノタケ以上のハイパワー無線機

・使いもしない、nanovna測定器

・周囲に流されて、必要もなく買ってしまったハンディ機

・DXするなら必須と洗脳されて建てた、タワー

・長屋の領空侵犯をしてしまうHF八木宇田アンテナやロータリーダイポール

 

こういうのを買える人は『ロータリークラブ』の会員クラスではないでしょうか?。

 

アマチュア無線が起因する破産、夜逃げ、一家離散、自殺などを見てきました。

 

そこまで酷くなくても『DX鬱』になり『心療内科に通う人』もいました。

DXを追いかけるために夜討ち朝駆けで『体調を崩し、結果は病死』もありました。

 

ARRLのプログラムは『DXCC入り』くらいで考えれば十分でしょう。

 

まぁ、DXもできなければ楽しくない面もありますが、

DXCC-250程度で『まぁ、いいや』といった割り切りも必要でしょう。

アメリカ50州を追いかけても『どうしても残る5州』で悩みますし、

DXチャレンジやVUCCとか、いろんなプログラムもありますが、

すべて『入口は無料』という『トラップ(罠=わな)』が仕掛けられています。

 

JARLに税金(笑)・・・もとい、会費を払っている『構成員』ならば。

 

・国内:AJA(2以上のバンドを使って1,000以上の市郡区のQSL=Cfm)

・国内外:WASA-HF(1.9~28MHzを用い、GLのスクエアを埋める)

 

これだけでも『ロングラン』で遊べますし、弱者の戦略にピッタリでしょう。

 

もっと、会員としての特典を活用したらどうか、と思います(個人の感想です)。

どうあれ『弱者の戦略』をバカにしないでいただきたいと思っています。

 

アマチュア無線を長く続けるには『バランスの取れた運用』が必須です。

 

資格だけ『高下駄』を履いて、開局年度が古いだけで、

中抜け再開組の『キセル』も『背伸び』しているうえに『声がでかい』。

実務経験が少ないからこそ、強者の戦略に流されがち(個人の感想です)。

 

検索サイトで『ランチェスターの法則』で検索すれば『わんさか』出てきます。

 

この法則は『企業の市場占有率』のみならず、

スポーツの分野でも採用、研究されています。

アマチュア無線は『マス埋め遊び』で『そこを市場占有』と見れば、

ランチェスターの弱者の戦略が『応用』できます。

それ以外にも、いろんなことが考えられますが、

戦略に疎い方には『まずはランチェスターの法則』で『弱者の戦略』を学び、

 

自分はどうありたいか・・・を、脳みそに汗をかいて考えていただきたいです。

 

・自分はどうありたいか?

・生きた証を何で残す?

・戦略とは『意思決定の領域』である、の認識

・戦術とは『作戦実行の領域』である、の認識

・資格、出力、周波数、電波形式・・・すべて『武器』で『戦術』に属する

 

シンプルに考えて頂ければ嬉しいです。

 

最後に、200W免許でハイパワーのリニアアンプを使い

DXCCを追いかけて『ARRLの権威』を誇張する局が多くいます。

権威ならば、ぜひ『第一級』もしくは『FCCのエクストラ』を取得され、

正規に許可を受けた運用を切に希望します。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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