2020年12月下旬より『食わず嫌い』だった『FT8』を始めることになって、早や2か月。この間に取得したJARLのAWARDは4種になった。
【写真:寒い冬は、こたつでステイホームしながらFT8(18MHz帯)】
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◆カンタンなイメージのFT8だが・・・。
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カンタンというより『QSOが超シンプル』が妥当な表現だと思う。
私は『シンプルなモノにこそ「面白さの本質がある」』と考えている。
アマチュア無線の『本来の目的』は『無線通信の探求』であり、
その内容も電波法に、しっかり書かれている。
さて『どうやって、無線通信の探求をすべきか』と思案していた・・・。
ローカル局が『とにかくPCと無線機を持っておいで』と、
FT8の『沼』にハメるべく『悪の誘い』を受けたのが、
忘れもしない2020年12月11日である。
ホンネを言えば『何がおもしろいのか、中身すらわかっていなかった』。
・かつてJT65という小電力でも遠方と交信できるモードは経験したが
・データ送出の『片道60秒』に『辛気臭さ』を感じ
・アンテナや無線機にかかる負荷も気になり
・数カ月で、やめてしまった
FT8は『片道15秒』である。
>CQ JF3TBM PM74(15秒)
>JF3TBM JA3QRZ +00(15秒)
>JA3QRZ JF3TBM +10(15秒)
>JF3TBM JA3QRZ RR 73(15秒)
>JA3QRZ JF3TBM 73(15秒)
最短の交信だと『75秒』で終わってしまう。
また『何かをしながら・・・』の交信も可能である。
また『何かをしながら・・・』の交信も可能である。
私は、出勤前のひとときに交信を楽しむ日々だが、
たいてい『着替えながらの交信』とかで局数稼ぎをしている。
こんな感じで、すでに400交信を行った。
ざっと『月に200交信』である。
すると、交信記録簿(業務日誌:HAM-LOG)で集計すると、
1月末時点で『2つのAWARD』が完成していた。
・AJD(全国10エリア交信)
・JCC-100(国内100市交信)
久しぶりに、AWARD申請でもやってみるか。
今や『電子QSL(eQSL)』でも申請可能とのことで、
まずは公的機関であるJARLの『認定』を得てみた。
申請から9日で賞状(私の中では「認定証」)が到着した。
15日現在で『JCC-198』まで『Wkd&Cfm』できており、
まもなく『JCC-200』の申請も行える。
せっかく大枚はたいて購入したIC-705、BCLラジオ化するのはもったいない。
これまでは『訓練』と考え、運用局数の多い7MHz帯ばかりだったが。
暖かくなる春に向けて『おもしろいと聞いた18MHz帯』も始めてみた。
まだまだ、バンドの様子も『よくわからない』のだが、
明らかに『海外局の入感が多い』のを実感し、
試しにロシア局を呼んでみたら『あっさり交信完了』である。
まぁ、こんなアンテナでも楽しめるものだと感心している。
宝の持ち腐れにならぬよう、
現在は『一生懸命、貯金して買った無線機』をフル活用している。
・国内向け:IC-705(5W)
・国外向け:IC-7100M(50W)
まもなく、WAJA(全都道府県交信)も達成できるだろう、と希望的観測。