●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●災害のために、ムセンをやっているのではありません。

アマチュア無線中継設備(以下レピーター)を使用した『災害時を想定した電波伝搬の把握』という活動が『流行っている』印象です。しかし『阪神淡路大震災』の時、そのレピーターは『機能していましたか?』。私がレピーターに懐疑的なのは『たぶん、機能しないだろうな』と感じるからです。大きな災害時に必要なのは『レピーターのような道具』より『臨機応変の対応』です。

【写真:まずは、通常交信で『腕』を磨いて!】
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阪神淡路のとき。
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私は『430MHz帯・FMのメインローカル』という、

なんとなく、いつもお馴染み局との交信を楽しんでいました。

そんな折に、阪神淡路が起きました。

 

当時は京都市左京区に住んでいて、花背峠まで30分で登れました。

 

・2エリア(東海)、3エリア(近畿)に照準を絞り(輸送ルートの関係)

・通常交信を行い

・その交信の折に『物資提供』を呼びかけました

 

多くのメインローカル局と『交代』で移動運用しました。

 

・2エリアから集められた物資は

・東名阪の御在所SAで、3エリアの貨物車に積み代え

名阪国道(国道25号)から大阪府に入り

兵庫県南部地震救援物資輸送の貨物車で、封鎖拠点の歌島橋から西へ向かう

・無線機器設置を受け入れてくれた兵庫の日赤病院へ届ける

 

こんな流れのお手伝いをしました。

 

・無線機器の搬入は京都の日栄ムセンさん

・どこの自治体も体制不備で

・無線機器の受け入れを『拒否』

・日赤病院が快諾

・主として、日赤を収集拠点に活動

 

結局、自治体は全くアテにならず民間と医療機関の協力体制ができた

 

阪神淡路大震災兵庫県南部地震)以後、

40万人規模の中核都市は『第三セクター』のコミュニティFMを開設。

とはいえ『中身は大量退職を迎える団塊世代の放送マンの雇用受け皿』。

また行政防災無線強化の予算計上でコミュニティFMを『体裁』で作っただけ。

 

放送局立ち上げの指導にあたったのは、主に『音楽FM局』の退職者でした。

 

FM=音楽放送しか『頭になかった』のでしょう。

すぐに使えるDJを『タレント事務所』からハケンして、

コミュニティとは程遠い『音楽番組主体』です。

 

ボキャブラリーが少なく『リクエストください、メッセージください』だけ。

 

こんな『ていたらく』ですから、

当時の枚方市長(産経新聞上がり)肝いりの『FM枚方』も、

昨年だかに『廃局』に追い込まれたのも記憶に新しいです。

 

スポンサーも『おつきあい』でCM出すだけ。採算が合うわけありません。

 

かろうじて、FM守口が『コミュニティFMらしき番組』を展開していました。

開局に参画したのは『Nテレビ(当時のU局)』を退職した『T氏とU氏』でした。

これまた、Nテレビでの『不倫騒動』だかで依願退職に追い込まれ、

FM守口開局を『渡りに船』とばかりに入り込み『守口市の予算』を食い物に。

 

守口市の喜多市長(当時)宛てに『怪文書』が多数届き、T・U両氏は解雇。

 

守口に関しては『兵庫県南部地震』の発生時には、

すでに開局していたので『近畿で唯一、震災経験局』という点では、

まだ期待が持てますが、南海トラフでは『はたして?』です。

 

・毛細血管のように地域に入り込んで情報を伝えられるか?

 

現在、アマチュア無線で災害時を想定した電波伝搬の把握とかやっていますが、

運用しているおおかたが『高齢者』で、

私らは『おいおい、災害時に足手まといやないか?』を感じます。

 

JL3YIQを設立した当時は『FM守口』への『あてつけ』でもありました。

 

明日につづく・・・。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!

 

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